まさひろ酒造株式会社のブログ

ひとりです。

山芋のつづき、
「切り刻んで、釜蒸しだー」
をお伝えします。

比嘉酒造は、芋焼酎のメーカーではありません。
ですから、イモを切り刻む機械などあるはずもございません。
ですからですから社員総力戦です。

ひたすら皆で、１個１個手で丁寧にカットしていきます。全部で３トン以上あります。
総力戦ですが、４時間かかりました。
カットしたものは計量され、蒸し機に投入されていきます。

皮つきのまま丸ごと蒸していきます。
実はこの皮においしさの秘密が・・・
たくさんあるので蒸し時間も１時間以上かかります。
その間に、みんなで弁当食べたり、次の準備をしたり。
総力戦は午後も続くのです。
あたりに、芋をふかしたいいにおいが立ち込めてきたら蒸し終了です。

まだ荒熱が取れていないイモたちを、先輩方が手際よく取り出して行きます。
このままではまだ仕込めません。
もろみに投入できる大きさと温度になるまで、手を加えていきます。
次回は「仕込み」になります。
いよいよ「泡盛」と「芋」が出合います。
見ての通りすべてひとつひとつ手作業で、愛情をこめたお酒造りをしています。
皆様のお手元に届くまで、今少しお待ちになってくださいね。

ひとり